2019年も、あと僅かとなりました。本年もアルテリーヴォ和歌山に格段のご支援ご協力を賜りましたこと厚くお礼申しあげます。
心を寄せあう中で文化が生まれ育つという意味が込められている新元号「令和」。この時代の始めにJFL昇格を誓い、スタートを切ったシーズンでしたが、残念ながら戦績及ばず来季も同じカテゴリーを舞台に戦うこととなりました。
優勝・昇格という結果を得ることは叶いませんでしたが、私たちはこのシーズンで、正に心寄せ合う中で文化が生まれ育つことを3回体験させていただきました。
1つ目は、初めてのリーグ戦有料試合、その勝利とプロジェクトの成功に向けた団結。
2つ目は、格上も上のセレッソ大阪にピッチとスタンドが挑んだ天皇杯。
3つ目は、アルテリーヴォ和歌山で一時代を作った選手たちの最後のゲーム「試合に負けて勝負に勝った」KSLカップ決勝。
どのシーンも、アルテリーヴォを愛してくださる多くの方々の気持ちが一つになったことの現れであると確信しています。
感動という最高の境地を共有して、「町がチームに」なってゆく。その過程を着実に皆様と作り上げている。そんなことを実感させていただいた年でした。
2020シーズンは地元出身の若い北口新監督を迎え、躍動感溢れるチームづくりと、更に感動と歓喜で溢れかえる場所づくりに努めてまいります。どうか皆様の心豊かな日々のために、もっともっとスポーツを、サッカーを、アルテリーヴォ和歌山というツールをご活用くださいますようお願いいたします。
最後になりましたが、どんな時も変わらずエールを送ってくださるファン・サポーターそして雇用パートナーの皆様、ホームタウン行政やスポンサー、後援会の皆様、さらに会場の確保やホームゲームの運営に協力頂いているサッカー協会やボランティアの皆様に心からの感謝を申し上げ、シーズン終了のご挨拶といたします。ご支援ご声援、誠にありがとうございました。
来たる2020年も皆様方のご健勝をお祈りいたしますとともに、アルテリーヴォ和歌山をよろしくお願いいたします。
アルテリーヴォ和歌山
GM 児玉佳世子
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